週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

ゴールデンウィークの作業


裏庭の木々もやっと新芽を伸ばし、春らしい様相を見せ始めたゴールデンウィーク






まだ本格的に草木が伸びる前にしておきたい庭仕事がいくつかある。


庭はずれにある水たまりのような小さな池








落葉や枯草が堆積して浅くなったり狭くなったりするので、数年に一度堆積物の撤去作業。

「ドジョウみたいなのが数匹いたよ。ここで繁殖しているのかな・・・」


毎冬屋根から落ちる雪に押されて、少しずつ形と場所を変えつつある土留め用石積み、思い切って積み直しをしてみることに。

でも 重機がないので大きくて重い石は積めないし、石間に入れる小石もない。







「積み直した感がないね。やって良かったのか悪かったのか、、、一冬越してから確認してみよう」





他にも、土を運んだり、雪で折れた枝を切ったり撤去したり、、、



本格的な繁殖シーズン前に、シジュウカラさんやヤマガラさんのための巣箱作成。





大切に保管している端材が役に立つ。






すでに、新築した巣箱ではニュウナイスズメが 営巣中・・・
こんなかわいい姿を見れるのが巣箱作成のご褒美。


いろいろな庭作業をしたご褒美を、自然から少しお裾分けしてもらう。

ヨモギの新芽を摘んで、草餅を作ったり




山菜を採って 天ぷら や ごまあえ にしたり・・・






この時期にしか味わえない「春の香り」を楽しむ。


そして、ゴールデンウィークといえば「新緑」

5月3日は天候がよくなく庭仕事もできないので、奥会津まで新緑ドライブ。








「昭和の森 (昭和村)」のセンターハウスで、管理人さんと雑談しながらランチしたり、博士山麓のブナ林を眺めたりして、いつもとは違う休日を過ごす。


最終日は、近くを軽く朝散歩








「ここを歩くのは、いつもこの時期だよね・・・」

以前はよくフィールドスコープを持ってバードウォッチングに来ていた。
南から渡って来た鳥たちをまだ木の葉が茂らないこの時期に観察するためだ。

でも最近は「小屋テラスの方がゆっくり眺められるので良い」ということになり、この日は身軽に双眼鏡とカメラのみ持参。

コサメビタキ、キビタキ、アオジ、シジュウカラなどを眺め、ウグイスの美声を聞きながらのんびりと自然を楽しむ。




まだ新緑の季節が始まったばかりの「ハス沼」。ここはいつも訪れる人が少なくて静かなのがいい。







春一番のミズバショウは すでに葉っぱが大きくなっていた。




以前は座って使うことができたイスとテーブル、今や素敵なオブジェ・・・

小屋を建てて10年、周囲の自然は大きな変化を感じさせないが、一つ一つ眺めればいろいろ変わっている。






小屋のまわりにある木々たちも成長して大きくなったものがあれば、年老いて枯れたり花づきが悪くなった木もある。

温暖化による気候変動や大雪などいろいろ厳しいものもあるが、できれば裏庭の木々たちにはこれからも元気でいてほしい。

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