週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

冬と春が交互に・・・


3月、「春分の日」の連休。

「今年は、春の訪れが早いな・・・」

雪が全くない景色を眺めながらそんなことを思いつつ、小屋に向かって車は標高をあげていく。

途中から周りには白い雪が現れ、そして降る雨には白いものが混じり始めた。




例年なら小屋はまだかなりの積雪に埋もれている頃だが、今年は本当に雪が少ない。

今日は雪が降ったり止んだりの繰り返し。




舞っているのは細かい雪だが、風が強く、窓外は真冬の装い。
こんな日は、本を読んだり、数独したり、、、室内でゆったり過ごす。




でも雪が止むちょっとの合間をみつけて、彼はいつものように雪かき作業・・・

  

翌日(3月21日)




青空に誘われて甚九郎山へ




暖かい一日だったので、山から戻った小屋は雪がかなり融けて春気分。

と言っても、このエリアの芽吹きは少し先。まだ雪が降る日もあるだろう。
だからもう少しの間、小鳥たちにはヒマワリの種で冬の糧援助。

そして夜、彼がしている作業は和グルミを割って中身の取り出し。


 

西洋クルミと異なり、殻がとても堅い和グルミを開ける専用器具も売っているが、「3千円もする器具をわざわざ買わなくても」と彼が金槌で叩き割っている。

「だって、殻のまま置いても持って行かないんだよね。」

そう、これは人間用ではなく、基礎の薪置き場の住人"ヒメネズミさん"用。

でも今年は、食ベるものが少ない冬も早めに終わりそうかな。




これからは雪が降ったとしても、翌日には暖かい日差しや雨で雪解けが進む。

次回小屋に来た時に小屋周辺の雪はあるのかな・・・

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