週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

2021年の初小屋暮らし


昨年は暖冬で雪が少なかったが、今年は早くから全国的に大雪による被害が出ている。小屋周辺の積雪が気になるところだが、週末の天候などで来るチャンスがなかった。

1月第3週末、久々の小屋。




思っていたほどの雪はないが、それでも前面道路からは雪の壁を掘ってアプローチを作らないと小屋に辿り着けない。




いつものように、彼が雪をきれいに掘りながら通路を確保。

一人通れる幅をとりあえず確保したら、凍結防止で水抜きしていた水道を開通。

その間、私は荷物を小屋に運び入れる。




その後彼は通路を広げたり、薪小屋の屋根から雪下ろしをしたり、、、
毎度おなじみの冬作業。




一方、私は室内で夕食準備。




冬は温かいものが良いので、今日も定番の『豚汁』。
材料を切って鍋に入れれば、あとは薪ストーブが勝手に煮込んでくれる。




具だくさんにすれば他のおかずはほとんどいらないし、何より簡単でおいしい。
たくんさん作って、翌日のお昼にも・・・。




小屋には午後に到着したので、気がつけばもう3時過ぎ。
外では雪もちらついているし、夕食まで室内でのんびりと・・・


翌日は、曇り空だけれど風もなく穏やかな朝。




道路には動物の足跡。見慣れたウサギさんのとは別に、小さな足跡も。


 

ネズミ? でもシッポの跡がないよ。何だろうね・・・と想像するのも楽しい。




朝食後は近くをお散歩。






雪に覆われてひっそりとした別荘地内を静かに歩く。
気温は低いけれど、風もなくて心地よい。




冷え込んでいるが、風がなくて穏やか。こんな日の散歩は心も穏やかでリフレッシュ。


さて、小屋では・・・




私達を待ちかねていたかのように、ゴジュウカラさんやヤマガラさんがやって来る

お目当ては、冬季限定テイクアウト・レストランにある「ヒマワリの種」。




ソーシャルディスタンシングで、カウンターには一羽ずつやってくる。
(他の鳥は近くの梁や木の上で順番待ち)




珍しく2羽が同時到着。




ヒマワリの種がカウンターにたくさんある時は選り好みをして、ボツのものは下に落とす。でも最後には下に落としたものも拾って持っていくのがかわいい。

ヤマガラやゴジュウカラは貯食のためにヒマワリを運んでいく。食べ物が乏しい雪の季節、ヒマワリの種は大切な栄養源だ。




厳しい冬を小さい彼らが乗り越えられるように、私達は冬季限定レストランでちょっとだけ手助けしている。




また来るから、それまで頑張ってね。

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