週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

2月と3月の小屋


冬期は道路状況も心配なので週末の天気を見ながら小屋に行くのだが、どうしても他の月より行く回数が少なくなる。

2月第2週末、4週間ぶりの小屋。
前回と比べると、やっぱり積雪が増えている。




前面道路に車を停め、3段程のステップを作ってから小屋まで雪を掘ってアプローチを作る。

テラス上は厚い氷になっており、バールで砕いから除く。


 

高さ1.5mの基礎上部に開けられた給湯器の排気口、雪で埋まりそうなので周囲を除雪。




これらの作業を終えたら、次は薪小屋。




そんなことをしているとご近所のI家の車が近くに停まった。
「日帰りで来て、今から自宅に戻るところ」というご夫妻をお茶に誘う。

多趣味なI夫妻との会話はいつも楽しい。
そして夕方、I夫妻は福島県浜通りのご自宅へ。

その夜、11時過ぎに福島沖地震が起きた。
マグニチュード7.3の大きな地震で驚いたが、小屋では物が落ちるなどの被害もなく無事だった。

でもI家のある浜通りはもっと揺れたに違いない。
翌日、I家では落ちて壊れた物もあったらしいが、とりあえず無事という確認ができて安心した。

「昨日、東日本大震災の時の話を一緒にしたばかりだったのにね。」


翌日(日曜)は山友と西吾妻へ行く予定だった彼だが、地震の影響を考えて中止。




でもせっかくの晴天なので、スノーシューで湿地散歩に出かけた。

積雪が多いこの時期は沢や池も雪の下、丸みを帯びた雪原がいい雰囲気。


 

「スノーシーズン限定の湿地散歩」



それから3週間 (3月第1週末)




土曜日は霧で幻想的な風景

でも積雪はかなり減っている。




霧で外散歩ができないので、豚汁や里芋餅etc夕食準備をした後はストーブの前でまったりと過ごす。

でもずっと座っているのも良くないので、外に出て小屋前を早歩きで数往復するなどの気持ち程度の運動も・・・笑。


翌朝は予報通りの晴れ!!




昨日の霧で、今朝の山は真っ白




そんな山に誘われ、彼は一人お出かけ・・・




山の上では
こんな景色が広がっていたらしい。




一方、小屋にいる私は、、、




朝陽が差し込む庭で




雪上の楽譜を眺めたり、




宝石箱を見つけたり、




落ち葉や木の実と




かくれんぼ・・・




3月になって暖かい日が多かった今年、
まだ3月初めというのに小屋の裏山ではもうこんなに地面が顔を出している。




前回は雪の下に隠れていた沢も、今は多くの場所で流れが出現。
すでに雪解けの季節が始まったのかな?




3月初め、春を待つ・・・



その翌週 (3月第2週末)




この週末の天気は良くないことはわかっていた。

でも年度末はいろいろ忙しいので次はいつ来れるかわからないし、なによりヒマワリを待っているかわいい鳥さんたちのために来たいと思った。


 

だって、前回はこんなかわいい姿が見られたのだもの。

しかしずっと雨と風の2日間、結局鳥さんたちの訪問はなく、私達は小屋で本を読んだり、料理(シチューディナー)をしたりして過ごすことに・・・




雪解けが進む小屋周辺、次回来るときに雪は残っているのかな?

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