週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

雨の8月


今年(2021年)は梅雨時期には雨が少なめだったのに、その後よく降る。
8月第1週末も雨予報である。

庭のトラノオはすでに花シーズンを終えてしまったが、足元ではタイムの花が満開。




コバギボウシも咲き始めた。雨が似合う花でもある。




庭のあちこちで増えつつあるコバギボウシだが、庭の奥にあった大きな株はすべて、早春に新芽をクマかイノシシに食べられてしまった。

一方、今年は草刈りを控えたエリアでは、キツリフネソウがきれいに咲いている。




思い起こせば小屋を建てた当初、この黄色のツリフネソウがたくさんあったよね・・・

そんな夏の花たちが咲く庭、でも雨の休日ではゆっくり花を楽しめない。




雨が止んだ少しの合間にカメラを持って庭に出ることもあったが、、、




大雨が降ったり雷が鳴ったりするので、多くの時間を室内やテラスで読書したりナンプレしたりして過ごす。




でも雨が降ると涼しいので、それも悪くないかもね・・・


ホオズキが少し色づき始めたお盆休み (8月13-16日)




13日はお墓参りを済ませ、午後から小屋入り。
そして雨が少し止んでいる間に庭仕事。


 

強い風で倒れてしまったアザミに支柱を立てる。
「アザミは背が高くなるのに茎は空洞だから、風に弱いね・・・」


 

今年はジュウシボシクビナガハムシによる被害で春は全滅したアスパラ、
暑い夏になってやっと虫被害から脱出。

こちらも毎年のことだが風で倒れるので支柱を立てた。
「来年のために頑張って育ってね・・・」




週間天気予報ではお盆休み中もずっと雨。

室内で読書やナンプレをしていたが、体を動かすことも大切。
ということで、床のワックス掛け。(上半身の運動)




小屋にキープしている蜜ろうミストワックスは薄めたものをスプレーして使うのだが、スプレーがすぐに詰まってしまうため今回はペットボトルに入れてスポンジで塗ることにした。

床のワックス掛けを終えたら、ついでにキッチン周りの壁や窓・ドアなどの木部も塗った。




その頃彼はロフトで、以前から気になっていた棟木のメンテナンス。

締め切っていることが多い小屋では換気が良くないのだ、湿気がこもりがち。
そのため棟木にカビで少し黒ずんだ部分が出てきた。

まずは雑巾でカビを拭きとる。




そして表面をサンダー掛け。

普通の脚立では届かない高所だけれど、庭用脚立が役に立つ。




ついでに普段は高くて手入れが行き届かないロフトのシャンデリアも、カバーを外してきれいにした。




最後に、サーキュレーターで棟木付近に風を送って換気。

気のせいかもしれないが、しばらく風を当てていたら室内の空気が入れ替わってとても爽やかになった。

せっかくの休みに雨降りは残念だけれど、雨でなければこんなメンテナンス作業はできなかったね・・・

 

8月最終週末、やっと晴れ。




小屋内では、彼が前回に引き続き棟木のメンテナンス作業。




カビ取り剤を使って、棟木に残っているカビ菌を退治。




作業後は、久々にお会いしたお向かいのH夫妻と風通しの良いテラスでコーヒータイム(もちろんマスク茶会)したり、庭の草刈りや枝の整理などもした。




翌日、彼は猫魔ヶ岳にお散歩




私は庭作業。




庭のアケボノソウが咲き始めた。




咲く花も少しずつ秋のものに・・・




蝶は少なくなってきた・・・




リンドウが咲き、




アカトンボの姿も。

夏はもう終わりだね・・・

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