週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

小屋籠りの8月


2023年8月 お盆休み



コバギボウシが真っ盛り




小さなタイムの花も満開。




テーブルを彩るのは、タイム、ヒメジョオン、ワレモコウ、アスパラ。




この時期は草が伸びるのが早く、彼は毎回草刈りに勤しみ、私も庭の草取り。




草刈りが終わると、二連梯子を出してきて樹上を見上げる彼。
手には軽い電動チェーンソー。

どうやら木の枝を切るつもりのようだ。

ノコギリとかチェーンソーを持った彼は要注意。
片っ端から枝を切ってしまう恐れあり!!


 

そして、二連梯子の上で手の届く範囲の枝をことごとくカット。

本人は「さっぱりした」とご満悦だけど、なんか切り過ぎじゃない? (笑)




枝を切り落とした後は、小さくカットして整理する。

この作業も時間を要するよね。


お盆休み中のある夜、就寝後のこと。

コツコツコツ、コツコツコツ

何かを叩くような小さな音が煙突から時々聞こえてくる。

「どこ? 虫でもいるのかな?」

気になって音を辿ってると、どうやら1階にある薪ストーブからのようだ。

「えっ?また?」

昨年秋に薪ストーブにヤマネが進入したことがあったが、また入ったの?

室内に逃げてしまうと困るので、いろいろ準備してストーブ上部を開けた。

あれ?どこにも見当たらないけど?

内部パーツを外し、彼が隙間に手を入れると・・・




「いた、いた!」

手の中にはヤマネさんが一匹。

昨年は熟睡中のヤマネさんだったけれど、今回は捕まえるまでに随分ストレスを与えてしまったと思い、すぐに外へ出てテラスで解放。

予想に反して解放されたヤマネはどこへ行こうか迷ったのか、こちらに戻って来ようとしたり・・・、最後は彼に手で軽く追われて下の薪置き場の方へ。

その時に見えたふさふさ尻尾と小型リスのような愛らしい姿、
「写真を撮っておけば良かった」

そんなこんなで薪ストーブを分解したついでに、翌日は煙突&ストーブの掃除。


 

「誰かのせいで、こんな暑い時に煙突掃除をするはめになった」と苦笑いしつつ、彼はいつものように煙突掃除。




ストーブ本体は私の担当。




灰を全て出して、掃除完了。




いつもなら秋にする煙突&ストーブ掃除、ヤマネさん騒動で前倒しになったけれど、やるべき仕事が一つ早めに片付いて良かったね。


滞在中、雨が降る日があったり、反対に晴天で暑すぎる時間もあった。




そんな時はテラスでくつろいだり、室内でまったりしたり、




雨上がりには近くの散歩も・・・




ゆったり過ごしたお盆休み。

 

8月最終週末 (8/26-27)




夏の終わりを告げる庭のアザミ




咲き始めたばかりの花にやって来たのは、美しいクロアゲハ。

アザミはヒョウモンなどの蝶たちに人気だけど、今年は数少なめみたい。




今回は下界のあまりの暑さから逃げるために小屋に来た。

昼間は気温が30度を超えても、以前より暑さが和らいでいる気がする。

相変わらずミンミンゼミはないているが、朝晩のBGMは鳥の声から虫の音にバトンタッチ。

秋はやって来ているんだね。




空には秋の雲




夕陽に照らされた迫力の夏雲

秋と夏が混在する時期。




ハーブの花たちはそろそろ終盤




花期の長いツリフネソウ




今回もどこへも出かけず、庭で過ごした。

お盆休みに彼が草刈り機で庭全体を刈っているので、今回は二人とも手鎌を持って草取り。

少しずつ&ゆっくりやれば、前回見落とした抜くべき草も見つけてしっかり整備。




草取り作業は before & after を知っている本人だけの自己満足。




ランチや水分補給休憩以外はずっと庭で黙々作業。

強制されているわけでもなく、義務でもなく、遊びの一つとして自主的に作業しているので、こんな草取りdayも充実して楽しい。

平日は仕事をしている関係で、この楽しい作業も休日のみ。




こんなゆったりとした暮らし、毎日したいね・・・

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