週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

大雪に耐える小屋


2025年2月、第2日曜日



ちょうどお昼頃に小屋に到着した。

前面道路は除雪してあるが、奥は除雪した雪が山積みで通行止めとなり、道の両側も2m程の壁になっていた。

昨年末から続く寒波到来で雪は降り続き、除雪で出た雪の捨て場がないらしい。

「やっぱり屋根の雪が下から雪と結合して、落雪していないね...」




約2ヶ月ぶりに訪れた小屋はすっぽりと雪に埋もれていた。

今年はお正月明けも長く実家に滞在していた関係や、その後度々出される大雪警報で冬の小屋暮らしができない。

明日からまた大雪警報が出ているので、今日は日帰りで小屋確認に来た。


まずは小屋に入るために玄関テラスの雪除け。

高さ1.5mの所にあるテラス。
今回は積雪の方が多いため、雪を掘って作ったステップをおりて玄関に向かう。




続いて薪小屋の雪下ろし。




現在の積雪は約2m、私たちの足下と薪小屋の屋根がほぼ同じ高さだ。




それなら私にも安全に薪小屋雪下ろしができそうだ。
ただし一度にスコップですくって投げ飛ばせる量は彼の半分だけどね・・・苦笑。

積雪量が多いため全部の雪を下ろすことはできなかったが、半分程度まで減らせたので少し安心。




小屋背面の勝手口まわりも除雪。

正面玄関ドアが凍り付いているので、この勝手口から小屋内に入って内部に支障がないことを確認した。




ついでに給湯器の排気口まわりも雪除けしておいた。


傾斜角度があって落雪しやすい小屋の屋根だが、降雪量が多いと落ちた雪が下で高く積み上がり、屋根からの落雪を阻害してしまう。




陽がよく当たる西側の屋根は、比較的雪が落ちるので心配はいらない。




今年は日本海側で大雪が続き、除雪中の事故も多く起きているようだ。

屋根上からの転落だけでなく、屋根からの落雪に巻き込まれることもある。




こんな重い雪の塊が落ちてくるのだから、落雪はとっても危険。

東側屋根上の積雪は気になるが、今回は雪落ちしやすいように少しだけ対処するに止めた。




そして大雪で大変な思いをしているだろう鳥さんたちのためにヒマワリの種もたくさん置く。




除雪をある程度終えたので、室内で電気や水を使うこともなく帰路に就くことにした。




今度来る時までに少しでも積雪が減っていますように・・・




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