早朝5時、目が覚めて窓のカーテンを開けた。 窓の外はぼんやり薄景色。霧がかかっているようだ。
彼はまだ寝ているので、私は一人外へ出た。
静かな時間が流れていた。 よく寝ている彼を起こすのにはためらいがあった。 昨夜早くベッドに入った彼だったが、私がゴソゴソする音にも目を覚まさない。 きっと疲れているのだろう・・・。
幻想的風景に惹かれ、私は一人で歩き出した。 よく歩くこのコースも今朝は霞がかって、まさしく高原の朝 !
しばらくすると、東の空が少し明るくなってきた・・・
どうやら今朝は太陽が顔を覗かせそうだ。霧も薄くなってきた。
そろそろ彼が起き出す時間。 「なんで起こしてくれなかったの?」 という彼の声が聞こえてきそうだ。 小屋へ戻り、いつもの「朝散歩」に彼と出かけることにしようか・・・