週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

家族との休日 その1


6月、窓から見える 緑が美しい・・・




朝晩の冷え込みも少し和らいで過ごしやすい。

ここの良さを感じてもらうにはとてもいい季節なので、それぞれの親を小屋に招待することにした。

 

6月初旬、彼の母親を小屋へ誘った。

昨年の秋に日帰りで一度来たことがあるが、お泊りは彼女にとっては初めてだ。

「暖かい服装で来てね」と言っていたが、想像以上の朝晩の冷え込みに「セーターが必要だったねぇ」と苦笑い。


 

私のフリースを貸してあげ、一緒にお散歩に・・・。
散歩の途中で「ふきの葉」がたくさんあるのを見つけ、早速「ふき摘み」。


 



「もっといいのが奥にあるよ」と彼がアドバイスするが、「ヘビが出そうだから・・・」と草むらには入らず、道端でせっせと収穫。

朝の冷え込みの中、薪置き場の上で日向ぼっこしているこんなご近所さんも見つけた。




「棒でツンツンしてみたけれど、体が冷えていて動けないみたい」

あんなにヘビの出現を警戒していた彼女なのに、興味津々。
「それにこんなにツヤツヤして、余程栄養がいいんだね〜」

なんだかとっても楽しそうだ・・・。


彼はそんな母親を笑顔で見守りつつ、一人で庭仕事を始めた。

実家から抜いて持ってきた小さなモミジの苗を植えるための穴を掘り、そして庭の草刈りも・・・


 

 

「働きものだねぇ〜」


その頃、彼の母親と私は・・・


 

のんびりと朝食の余韻をテラスで楽しみ、少しおしゃべりを楽しんでいた。




そして二人で モミジの苗木を植えつけたり、近くにレンゲツヅジを見に行ったりして過ごした。





花と緑が美しい季節に、息子が自分で建てた小屋でのんびり・・・

母親にとっては至福のひとときかもしれない。


 

「長生きはするもんだね〜」

そう話す笑顔が印象的だった。

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