週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

山友薪割り大会


7月 、京都からやって来た山友達、主目的はもちろん「山歩き」である。

でも隠れた目的は・・・『薪割り体験』
「都会育ちのみなさん、もちろん薪割りなんて初めてだものね〜。」

 

午前中、女性達3人が近くにトレッキングに出かけている間、「薪割り」を楽しみにして来たK夫妻がとりあえず体験することに・・・

トップバッターはKさん、薪割りは初めての経験。
女性にしては軽々と斧を振り上げて・・・、エイッ!!


 

「結構割れへんもんなんやなぁ」


「妻の敵は夫が打たねばならぬ・・・」ということでK氏の登場。

子供の頃に薪割りをしたような、そんなかすかな記憶を頼りに、エイッ!


 

スパーン!!

さすがである。

その後、コツを得たK夫妻の快進撃が続く・・・


 

 

スパーン! スパーン! スパ〜〜ン!!


= Kさんのコメント =

「薪割りはなかなか難しく、男と女の力の違いも出て『主人もなかなかやるやん』 って見直しましたわ(笑)
昔の暮らしというのは、無条件に人を素直な気持ちにさせるんやね。なかなか奥深い!」




普通はみんな『薪割り体験』ということで、「2〜3本割ったら、ハイ終わり」となるのだが、K夫妻は次から次へといっぱい割ってくれ、割られた薪はどんどん積み上げられる。

「うれしいな〜、助かるな〜」と、普段薪割り担当者である彼は大喜び !!


 


そうこうしているうちに、トレッキングに出かけていた3人も帰ってきた。
当然みんなも『薪割り体験』参加。

最初はAさん、力いっぱい斧を振り上げて・・・ハイッ!!


 

「堅くて割れないもんやね〜」
「ちゃんと的にあたっているから、筋はいいよ〜!」

何回かやっているうちに、コツをつかんだらしく、Aさんも バン! パン! と割り始めた。


  

「割れると気持ちいいのね〜」


次は、この日右手が痛かったNさん、とりあえず『体験』だけ・・・


 

どうしても右手をかばってしまうので、力が斧に伝わらない。


 

それでもやわらかい木をパン! パン!と割って、選手交代。

"パーン!"とか "スパーン!"という醍醐味を味わうのは、次回手が治ったときまでお預け・・・


最後は、やわらかい京都弁を話すOさん。

他のみんなと同じで、簡単には割れないよ〜
なんて思っていたら・・・




スパ〜ン !!

みんな、ビックリ !




Oさん、特に気負いも見せずに、どんどん薪を割っていく・・・。

「ちょっと待った〜!その斧の振り上げ方からして、御主、ただものではないねぇ〜」

「日頃のうっぷん、結構溜まってる〜?」
「ええ、溜まってる、溜まってる〜(笑)」


 

見ていても気持ちがいいその薪割り姿 ・・・
京おんな、 恐るべし !!

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