週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

晩夏の一日




8月も半ばになると小屋周辺では晩夏となり、吹く風からも「秋の気配」を感じるようになる。




 

 

冬の季節に備え、彼は朝から薪の片付けに余念がない。


  

まだ玉切り状態だった木を斧で割り、割った薪を薪小屋とテラス下の2ヶ所で収納する。
それでも納めきれない大量の薪のため、薪小屋を増築することに・・・。


   

朝早くから外でずっと働く彼に、ご近所の方も感心しきり。
「よく働くわネェ !」





午後、山仲間でもある彼の同級生がバイクでやって来た。
小屋作りの時にもいろいろ手伝いに来てくれたが、小屋完成後は初めてである。

子供時代に一緒に野山を駆けまわり、若者時代にはバイクを飛ばした友人同士だ。

好みもまた似ている。
藪のような庭を歩き、わくわくした表情で「ここは楽しみの宝庫だね〜」なんて言っている。

テラスでお茶を飲みながらフィールドスコープを覗いたり、バイクの話や山の話・・・。


 

いつの間にか手には、コーヒーカップからビールやワインの入ったグラスへ。




そして音楽についてなどを夜遅くまで語り合っている。

子供の頃からの友が、年を重ねても大切な友として存在する。
「男同士っていいね・・・」

 

庭では、キイチゴの実、ソバの芽、ツタンカーメンのエンドウ豆、


  

ハギの花、ススキの穂


 

そして 秋の風 ・・・

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