週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

3月の休日


「春分の日」の午後、カナダに住んでいる妹とその娘が やって来た。
小屋周辺はまだ積雪があるものの、前週に降ったあたかい雨でかなりとけていた。

この日も少し雨模様・・・

小屋でティータイムしてから周辺をかる〜くお散歩すると、辺りは もう暗くなってしまった。


 


翌朝、空には雲が多く残ってはいるが青空も見えてきた。

今年の雪は固くしまる前に雨で融け始めたため、ズクズク状態で長靴では埋まって歩きづらい。
そこでスノーシューをはいて近くを散策することに・・・。

腰痛の彼を小屋に残し、女性3人だけで「しゅっぱ〜つ!!」


 

いつもカナダで雪と親しんでいる二人である。
スノーシューは今回が初めてだが、テクテク、軽々と歩いていく。




雪の上にはウサギの足跡もいっぱい・・・、走っている真っ白なウサギも見た。




このルートお決まりの凍った湖に出て写真を撮り、最後は小山に上がって絶景を楽しんだ。






そして午後、姪っ子は静岡の友達を訪ねるために小屋を後にした。

「また遊びに来てね〜!」

 

彼女を駅に送って行った後、週末を小屋で過ごす妹と一緒に日帰り温泉でのんびり過ごし、そして夕方小屋へ戻ってきた。




道路脇の土が見えているところでは、もうフキノトウが出始めている。

妹のリクエストでフキノトウを摘み、天ぷらにすることに・・・。


 

開いたのは写真撮影用で、天ぷら用に採るのは開く前のもの




その夜、早速天ぷらに・・・。

  「やっぱりフキノトウは春の香りね。」


翌日はスノーシューで展望台へ出かけ、おすすめ絶景も楽しんだ。




妹の滞在最終日、朝食後30分程度の軽〜いバードウォッチング。
積雪はあってもやっぱり春、小鳥たちもさえずり始めていた。

もっとゆっくりウォッチングしたかったが、彼女の出発時間が迫っていた。

午前10時、彼女は静岡で姪っ子と合流するために小屋を後にした。

駅に向かう車の中で彼女が言った。
「次回は夏に来ようかな〜」

この前彼女に会ったのは5年前、次回は何年後のことだろうか・・・。

そう思いつつ、「そうね、春とか夏とか、違う時期がいいかもね。」と言って彼女と別れた。

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