週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

11月の雪


11月、『勤労感謝の日』の連休




小屋に近づくに連れて積雪が増えてくる。
「 結構、積もっているな〜 」

前日に、小屋近くにある公共施設のHPで積雪状態の情報は入手していた。
車はスノータイヤにはき替えたし、スノーシューも持参している。

小屋周辺は積雪は50pほど。
去年もちょうどこの連休に雪が積もっていた。今年はそれより少し雪が多い。




除雪された前面道路に車をとめ、スノーシューをはいて小屋入口まで・・・。


  

そこからスコップ片手に雪を掘り堀り道路まで戻る。
通路が確保されたら荷物を運び入れる。いつもの冬の作業だ。


天気予報では「連休は雨か雪」だったが、今日は曇り空、時々青空も見える。

「小屋にいるのはもったいない!」と、スノーシューを履いて裏山に・・・。


 

湿った重たい雪がスノーシューに張りつくが、久々のスノーシューに気分はルンルン。






小屋に戻ったら夕食の準備。

今夜のメニューは・・・
ポークカツレツ、カニクリームコロッケ、レタスと大根のサラダ、焼いたジャガイモ&サツマイモ、そして薪ストーブの上で煮込んだクリームシチュー。


 

薪ストーブの中で焼いた芋類は、甘くて絶品!!

雪の季節 ・・・窓を飾るのは"スノーマン"





翌日は、朝から雪・・・
せっかくの連休なのに外遊びができない。残念!

「こんな日は、ストーブの前でウダウダ過ごすかなぁ〜」


 

でも、私達には「何もすることがなく、ただ小屋でのんびり・・・」というのは無理である。

ご近所のTさんに声をかけ、彼女から地元の郷土菓子『やせうま』の作り方を習うことにした。

そば粉ともち粉を混ぜたものにお湯を入れてこね、それを軽く茹でる。(お湯の中で浮いてきたらOK)

そして小さくちぎって丸め、平たくして真ん中に甘く煮た花豆を入れる。(この辺りは花豆の産地)

半分に折って、中が飛び出さないようにしっかり口をふさぐ。
それをフライパンで焼いたら、ハイ、出来上がり!

アレンジで花豆の代わりにあんこを入れたら、中身が飛び出した〜。
「あんこ、入れ過ぎですよ〜!」


  

本来はもっときれいな形に仕上がるのだろうが、『裏庭キッチン製造・やせうま』 は、見るからに素朴な郷土菓子に仕上がった。

「思ったより簡単でおいしいから、次回はもうちょっときれいに仕上げたいわネ!」


「水墨画の世界になる雪の季節だからこそ・・・」と、スノーシーズンの飾りも施した。


  

もうすぐ12月。あっという間にクリスマスだ。

「でもクリスマスデコレーションは、12月のお楽しみにとっておこうよ!」


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