週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

春、事始め


4月第2週末、久々の小屋休日・・・

小屋周辺の雪はかなり融け、湿地帯は雪融け水であふれている。




早朝5時半、朝の気温は3℃。
窓を開けると小鳥たちの声が聞こえた。

 

こんな朝を小屋の中で過ごすのはもったいない。




フィールドスコープ&双眼鏡を持って、この春初めてのバードウォッチング散歩




高い梢ではホオジロがさえずり、藪の中ではウグイスも鳴き始めた。




おしゃべりで賑やかなマヒワたちは、大きな群れで行動していた。




北へ帰る渡りの途中なのかな?




早く雪がとけた所ではミズバショウが咲き始めていた。




散歩の途中で見つけた皮を剥がされた木々たち、削り取った歯型も見える。

「食べ物が不足する冬の間、動物たちはこんなものも食べて飢えをしのいでいるんだね。」

 

バードウォッチング散歩の後は、今年初めての テラスで朝食。




「4月にテラスで朝食できるなんて、思ってもいなかったね。」

のんびり優雅に朝食・・・と言いたかったが、彼が巣箱周辺に動く影を発見!
朝食そっちのけで、巣箱観察開始。






今年初めての入居者は、ゴジュウカラさん。

小さな枯葉や泥を集めては巣箱に運んでいた。
どうやら自分たちが気に入るようにリフォーム中らしい。

 

のんびりバードウォッチング朝食を終えた後は、今年初めての庭仕事。




冬の間雪囲いの中に閉じ込められていた小さな木々たちを開放してあげる。




遊びに来ていたご近所のTさんも、彼のお手伝い・・・
「ありがとネ〜!」




基礎部を覆っていた雪囲いも外して風通しよく・・・

私が小屋の中で冬用小物を片付けたりお掃除をしている間、彼はバックヤードで今年初めての草刈りや蔓に巻きつかれた木々の救助、そして冬に折れた枝の整理。






「こういう作業は、葉っぱが出る前の今の時期からやっておかないとね。」

 

雪の下からは、丸々したフキノトウが・・・






「今夜はうちでフキノトウとアザミなどの新芽で、山菜天麩羅しませんか?」

Tさんのお言葉に甘え、その夜はT家で山菜ディナーを楽しんだのは言うまでもない・・・

「ごちそうさま〜!」

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