週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

春は「初めて」がいっぱい


今年は冬の間いろいろと所用があり、小屋暮らしがあまりできなかった。

美しい雪景色を堪能することもなく、雪遊びを満喫することもないまま雪どけの季節を迎えた。

4月第2週末、1ヶ月ぶりの小屋暮らしをするためにのんびり車で向かう途中、 雪がとけたばかりの山里では福寿草が見頃を迎えていた。

今年は3月に寒い日が多かったので、春の花は全体的にちょっと遅れ気味。




こんなにたくさんの福寿草が群生しているのを見たのは初めてだ。

『福寿草』といえば、お正月用の鉢物として盆栽風に植えられているイメージで、正直言って今まであまりきれいな花という印象がなかった。

でも自然の中で見る福寿草は太陽に向かって伸び伸びしていて、とても美しい。




「山里にも春がやってきたのネ!」


4月も2週になれば当然路面に雪はないが、小屋に近づくにつれて道路脇に残る雪の量が多くなり、湖にもまだ凍っている部分がかなりあった。




「今年は春が遅いなぁ。」



裏庭にも、思っていた以上の雪が残っていた。




今年初めての外作業は『雪囲いの撤去』

まずは基礎部分の覆いをはずす。覆いをとれば基礎部の風通しもよくなる。

続いて庭の木に施した雪囲いも撤去。






でも庭の大半にはまだまだ 残雪がいっぱい 。

・・・ ということで、今回は小屋正面に植えてある木4本だけ撤去。
残りは次回だね。


そして夕食には、雪囲いを外した木の根元付近から頭を出していたフキノトウ6つ と福寿草群生地のある集落で買ったノゼリで、今年初めての『山菜てんぷら』




『ノゼリお浸し』と『アサツキ酢味噌和え』も添えてネ。

 

翌日は、朝から雨 ・・・




こんな日は散歩にも出かけられないので、テラスからバードウォッチング!






それに今日は、、、「 マイ・フィールドスコープ、 デビュー!! 」

初めて持つ自分のフィールドスコープ。

裏庭にやってくるいつもの鳥たち、、、シジュウカラ・ゴジュウカラ・コゲラ・アカゲラ・アオゲラ・・・

「 なんか定番以外の鳥来ないかな〜」

彼がそうつぶやいていたら、やって来ました!! 初めての訪問、キクイタダキ !




小さくてかわいいその姿を眺めていたら、あっという間に時間が過ぎて帰宅の時が 迫っていた。

「ここに住んでずっと鳥を眺めていられたら、きっと幸せね〜!」

 

雪どけの季節、裏の小川はいつもの春と同じように氾濫し、裏庭の一部も池のよう。






でもこの雪景色も今日が見納め、次回はきっと春爛漫・・・?

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