週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

夏の薪割り


冬の積雪などで倒れてしまった木は、春の芽吹き前に短く切って運び出し、基礎部に保管している。




今日はその丸太を、乾燥がより進むように薪割することにした。


彼はいつものように 手慣れた感じでスパン!スパン!




それを見て、私も薪割り・・・

「本当にできるんか〜?」
「だって、テレビで妊婦さんたちがこうやって割っているのを観たもん」



「せ〜の〜!!」
"スパ〜ン!" ・・・と言いたいところだが、実際は パフッ!




「アレッ?割れないな〜」

その後もトライアルするが、斧は同じ所に落ちないし、力も不足。
丸太の上には躊躇い傷のような斧跡がいっぱい・・・(苦笑)

1つの丸太が半分に割れるまでに斧を15〜20回もふらなきゃならない。

「オ〜イ、そんなに頑張ると熱射病になるぞ〜。ほどほどにしておいたら〜?」
「おかしいな・・・、テレビでは妊婦さんがこうやって割っていたんだけど。」
「薪自体が違うんだよ、きっともっと割れやすい木だったんだよ。」

結局、丸太を4〜5本割っただけで選手交代。

集中していると、気がつかないうちに汗ダラダラで水分不足の熱中症一歩手前、
あわててスポーツドリンク飲んで、小屋のテラスでしばらくダウン。
「役立たず・・・ネ」


「こんな晴れの日に、山へも行かずに薪割りするなんてなぁ〜」
とか言いつつも、その後半日かけて彼はすべての丸太を割り、薪小屋を整理して 収納。





翌日彼いわく「最近は山歩きをしてもならないのに、今日はなぜか筋肉痛 」

ホント、おつかれさま〜(笑)

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