週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

突然の秋


この夏は全国的に異常な猛暑、9月になっても真夏のような残暑が続いていた。

が、9月の最終週末、小屋を訪れてみたら・・・
なんだかとっても寒〜い !!

空が雨模様なのでより寒さを感じるのかもしれないが、テラスに付けた温度計は10度、




「これじゃぁ、寒いわけだ〜」


今回小屋に到着したとき、テラスにはこんな落し物が いっぱい。






野生動物たちも来る冬に向けて、栄養をいっぱい蓄えなければならない時期なのだ。

「私達の留守中、小屋テラスの主になっているのはいったい誰?」



「それにしても肌寒いよね。ちょっと暖がほしいな〜」

「それに、しばらく小屋を留守していた間に湿気もこもっているし・・・」




ということで「小屋の湿気とり」を理由にして、早速薪ストーブに火入れ。




「9月中に薪ストーブ使うなんて思ってもいなかったなぁ」

先日まで残暑の厳しさに悩まされていたのが、まるでうそのようだ。

「でも薪ストーブの炎って、見ているだけでほんわかとしあわせ気分ね〜」


そろそろ「テラス朝食」のシーズンも終わりだろう、
この日は室内でフレンチトースト朝食。




お野菜も冷たいサラダは食べたくないので、温野菜&ウィンナー、
フルーツは秋の味覚イチジクとリンゴ。



彼好みのイチジクのコンポートも・・・ ネ。


そういえば、テラスにあった落し物、というか忘れ物というか、、、食べかけのヤマブドウもあった。




もう、ヤマブドウの季節なのだ。

「近くになっていたのかな?ねぇ、ヤマブドウ採りに行こうよ!!」
「でも今年は実をあまり見かけないから、不作かも?」

そう言いつつも、彼が以前まだ青かった実を見かけたというブドウ蔓の所へ出かけてみると・・・

あった、あった!!
大きなブドウのツルに実がいっぱい!




ちゃんとクマさんたちのためにたくさん残してきても、こんなにいっぱいの収穫。




「これで何個の瓶詰めジャムができるかな〜?」
彼はブドウの実を 一つ一つ 房から外しながら、なんだかとってもうれしそう。

「でも少し色が薄いし、実もしっかり房に付いている。ちょっと収穫には早かったのかなぁ?」
「酸味が強いジャムになるかもね〜?」


それから裏庭を時々訪れてくれるリスちゃんのために、近くの森に木の実拾いに・・・

冬、食べ物が少なくなった時に、ちょっとだけ食糧サポートしてあげたいからね。












お気に入りの森で、トチの実をすこ〜しおすそ分けしてもらった。




いつもながら静かな森、そしてちょっぴり紅葉・・・

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