週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

冬モードへのスイッチ


小屋へ向かう車の窓から見える山麓の紅葉がとても美しく、感動を覚えながら走ってきたが、小屋に近づくにつれてすでに落葉した木々が増え、カラマツだけが最後の輝きをなんとか保っていた。




小屋の庭では、大きなカエデの木から舞い散った美しい落ち葉が地面を覆い尽くしている。




「今年の紅葉もこれが見納めね・・・」

去りゆく季節に、ちょっと寂しい気持ちとやがて来る雪の季節への期待が交錯する11月初旬。

まだ木に少し残っている紅葉も大風が吹けば みんな散ってしまいそう。




いつ雪が降ってもおかしくない時期、
さぁ、気持ちも小屋も、冬モードにスイッチON!


小屋の衣替えは基礎部分の雪囲いから。




「何年も使っているから、囲い板に少し歪みが出てきたなぁ」




スノーマンとサンタさんの登場で、小屋は一気に冬気分〜!

続いて庭の冬準備。




細くて雪の重みに耐えられなさそうな木に雪囲いを施す。

小さかった木も5年の間に成長し、雪囲いが必要な木も少なくなって、作業はラクになった。


作業を終えた夜は薪ストーブの前で、ヨハン・シュトラウスを聞きながら読みたい本を広げる。




まったりと過ごす秋の夜長。





朝は、薪ストーブの鉄鍋で温めたほんわかやわらか米粉パンに、温かいウィンナーとボイルポテト、フルーツの柿も添えて秋バージョンの朝食。

「これが今年最後のテラスで朝ごはんかな〜?」

いろいろなものが名残惜しく感じる秋の終わり。





次に来るときは雪かな・・・?

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