週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

梅雨の小屋暮らし


6月&7月は雨の季節




空からの恵みを得て木々の緑は濃さを増し、地面の草は丈を伸ばす。

裏庭の小屋が完成して初めての春に植樹したエゴの木
あれから5年が経ち、冬の雪に随分いじめられたけれど、幹はその間にも確実に太くなってたくさんの花をつけている。






今までは小さな花をちょっとだけしかつけなかったヤマボウシも、今年は大きめの花でいっぱい。

「随分 幹も太くなったものね。」




春にスミレで賑わっていた場所にはハルシオン、そしてヒメジョオンの小さなピンク系の花たち。




都会では雑草扱いの草花も、ここでは名脇役の大切な草花である。


そして、いつもの場所にいつものように白い泡の塊、
モリアオガエルの卵である。


 

少し高い枝に生みつけられたものもあって、孵ったオタマジャクシが無事に水の中に落ちることができるのか、ちょっと心配。




周囲の森からは 少しかん高い小鳥たちの声・・・
「巣立ったばかりの鳥たちだね♪」

声はたくさん聞こえるけれど、姿はちっとも見れない。

「そりゃそうさ、周囲には天敵がいっぱいいんるだぞ。簡単に姿を見つけられるようじゃダメさ !」

この時期は晴れていたかと思えば雨が降り、降っていたと思ったら青空になり、天気もめまぐるしい。

雨がザーッと降り始めると、途端に池のモリアオガエルが元気な声をあげだす。
反対に青空になると、小鳥たちがさえずり、気温が上がるとセミたちも。

自然界の生き物たちが活発になる季節である。


もちろん人間だって、いろいろやることあって忙しい季節でもある。






雨が降れば庭の草もグングン伸びるので、草刈り作業は2週間に1度ペースで行う。

草刈り以外にもミニ水芭蕉園やミニ畑の手入れ、 薪置き場の整理。

山に花が豊富なこの時期は、山好き写ガールもやって来て、、、




小屋泊まりした翌朝は、テラスで朝食した後は高原の湿原へ (6月第4週末)




お目当ては、ふわふわのワタスゲ。






レンゲツヅシとコバイケイソウ、そしてシャクナゲも咲き出した。
花に覆われた美しい湿原歩きは、リフレッシュには最適である。


また、朝からずっと雨が降り続く日は庭仕事やウォーキングなど 戸外活動はあきらめて、窓辺から庭の緑を眺めてのティータイム。






窓を少しあければ、雨音に混じってカエルや小鳥たちの声も聞こえてくる。

お気に入りの紅茶とちょっとしたお菓子があれば、室内でも気分はリフレツシュ!!

「海の日」の連休で遊びに来た山友たちとも、窓辺やテラスで食べたり飲んだり、おしゃべりしたり。

周辺ではホタルブクロが咲き、裏庭の一角にあるトラノオも咲き始めた。




夏本番はこれから・・・

 

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