5月半ば、雨の休日、 リビングの窓から外を見ると彼がテラスで なにやら作業中。
小屋を建てたとき彼が必要な棚を作成してくれたので、今は特に不便もなく生活しているのだが・・・ 「今日は何を作るのかな?」
小屋を建てた時に出た余り材はその後も基礎内部に大切に保管している。 日が当たらないので、8年たった今でも状態は良好である。 それを持ち出し、横に並べて、、、 「まだ、何を作っているのかわからないね。」
晴れの日は庭の草刈りや山へ出かることが多い彼、だから木工は雨の日限定の作業。 「でも、なんだか楽しそう〜」 テラスで切ったり繋いだりした板を玄関脇に仮置きしている。 「はっは〜ん、下駄箱かぁ・・・」
「スリッパ掛けとかあるといいかなぁ」 「ちょっとぐらいはみ出てもいいよねぇ」 「あれ、少しガタガタしてる?」 「邪魔にならないように奥行は狭く、でも靴はきちんと入るように工夫が必要だ」 一人ブツブツ言いつつ、彼は作業を続行中・・・
ほどなく全体像が見えてきた。
そして完成〜♪
「これで玄関がスッキリしたな〜!」 「ありがとう、いいのが出来たね〜♪」 「そりゃ、小屋を建てたときからずっと思ってたから、構想8年だもん。」 8年も構想していたわりには、現場でいろいろ悩んでたけど・・・(笑)