週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

雨の庭で


木々の緑がより濃くなる6月は雨の季節である。



6月半ばの週末、この日も朝から小雨が降る。
一雨ごとに草丈は伸び、裏庭はジャングルと化す。


この時期テーブルの上を飾るのは、裏庭ジャングルで咲くハルジオンとヒメジョオン。




外国からやってきたこの愛らしい花は日本の侵略的外来種ワースト100にあげられているが、今や日本の草花としてその地位を確立しつつある。

ヒメジョオンなどの高い草に覆われた庭をきっと虫たちは喜んでいるだろうし、自然いっぱいという感じで魅力的。

でも 残念ながら、庭散歩には向かない。




雨がやんだところでさっそく彼が草刈機を持ち出し、ブォーン、ブォーンと作業開始。




オトギリソウやツリフネソウなど残しておきたい草花は刈らないように気をつけての作業。

だから所々草刈機は使わずに鎌を使っての手刈りもする。


気をつけて草刈りをすればこそ気がつく、草むらに潜む虫たちの存在。








普段なら逃げ足の速い虫たちも、雨の中では動きが鈍い。




彼らを傷つけないように、そして彼らが隠れる所もちゃんと残して草を刈る。




庭では春の花オダマキ がほぼ終わりを迎え、サラサドウダンやブルーベリーなど 初夏の花へ。




雨に濡れた花たちはどことなく涼しげだ。




ヤブデマリは満開中・・・

● 「週末の小屋暮らし」へ戻る