週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

8月のある一日


8月初め、裏庭の少し日当たりが悪そうな一角で、
野生の花とは思えないゴージャスな花が今年も咲いている。




ヤマユリ、、、
自然の景色に豪華すぎて馴染んでいない感もあるが、
でもこの花が咲くとうれしい気分になる。




プルーベリーもそろそろ時期を迎え、大きく濃い色になった実もチラホラ・・・

おいしそうな実は朝採りで朝食プレートへ、
そして青いけれど少し熟し不足のものは収穫してジャームに。




テーブルを彩るミニフラワーアレンジには、いつものようにアブたちが蜜を求めてやってくる。

庭ではオニヤンマなどのトンボやヒョウモンなどのチョウも飛び交う。
虫たちが活動的な夏。

 

だけど朝から体調不良の私は、ずっと一日ソファの上で・・・




本を読んだり、うとうとしたり、、、
窓から見える緑の景色が、心からの休息を与えてくれる。

 




「ここで作業すると邪魔になるかなぁ。

ソファで寝ている私のことを気遣いつつ、テーブルの上で彼は何か仕事を始めた。

夏山シーズン、
お盆休みの山行計画もすでにたてた彼、あとは天気によって行く日を決めるだけである。

混雑予想の山小屋回避のためか、あるいは経費節減のためか、テントを持って山へ行くらしい。
「そろそろ年齢を考えて、荷物は軽く小屋泊まりすれば いいのに・・・(笑)」

今日はそのテントの補修。

もう10年以上使っているテント、見た目はきれいだが、少し防水性が落ちてきた。
縫い目などに新しい防水シールを施す。








私も以前は夏山に同行していたので、よくお世話になったこの黄色いテント。
張られた姿を見るととても懐かしい。

道具というより、なんだか「山友だち」みたいな感じがして、また一緒にお泊りしてみたい気がする。

でも最近は山歩きをしない私、そして山以外ではテント泊しない彼、
どうやら私がこのテントでお泊りする機会はもうなさそうだ。




もう一つの赤いテントもメンテナンスし、これで山泊テント完璧〜!!?





 

夏も比較的涼しい裏庭も、この日は気温30度。




クサレダマの黄色い花が咲き始めた庭では、相変わらず虫たちが活発に・・・








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