週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

ただ今、記録更新中・・・


「小屋へ行こうかな、、、でも天気悪そうだし、、、」

金曜の夜、彼が一人で何やらぶつぶつ・・・
3月に入ったというのに週半ばに降った雪が気になるらしい。

小屋周辺は今年大雪と聞く。
それに今時期の雪は湿っていて重い。

屋根から落ちた雪が窓ガラスを割っていないか、気になるところだ。

土曜日の朝、天気予報を見て彼が言った。
「やっぱり小屋へ行こう!」

 

3月14日、小屋に向けて 出発。

小屋近づくに連れて道路脇の雪壁が高くなっていく。
「やっぱりいつもより雪多いね。」

小屋に到着。
しかし前面道路が除雪されておらず、車での侵入は不可。

降雪が多い時は除雪が忙しいらしく、生活道路ではない所の除雪はどうも手抜き(後回し?)になるようだ。

しかたなく近くに車を停め、スノーシューを履く。




高さが2メートル程の雪壁を這い登って裏庭へ。
雪にすっぽり埋もれ、薪小屋はその存在気配すら消えていた。

一方小屋は、 屋根から落ちた雪が 当然のごとく 地面の雪とつながっている。






雪を少し掘り、屋根や軒、窓の状態を確認。

「豪雪地域の人は『雪除け』じゃなく『雪堀り』と言うが、確かになぁ」




それからテラスに下りて、玄関前の雪除け。




ドア開閉が可能になって小屋に入れるようになったら、内部確認は私の担当。

窓にも雪囲いがしてあるが、一応 窓ガラスが無事であることを確認。
ついでに、水漏れはないか、冷蔵庫は働いているかetcも チェック。

本来ならここで「荷物運び」となるわけだが、前面道路に車が入れないため、今日は泊まらずにこのまま帰ることになった。

「せっかく来たのに・・・」
「でも車が小屋前まで来れないし、2メールの壁を上り下りして荷物を運ぶのは大変だから。」






「軒下アルプス」と彼が呼ぶ屋根からの落雪でできる小さな雪の山、
今回の標高は「軒上」である。

その「軒上アルプス」に登って振り返れば、眼下には丁寧にテラスの除雪をする彼の姿。
今日は小屋にお泊りしないのに・・・

「来週は天気良さそうだから、除雪しておけば次回来た時にラクだろう?」

こういうのを世の中では「几帳面」って言うのかなぁ〜笑。

 

3月半ばになったのに雪に埋もれている裏庭小屋




現在、積雪記録 更新中。

「雪が消えるのは いつになるのかな・・・?」

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