3月14日、小屋に向けて 出発。
小屋近づくに連れて道路脇の雪壁が高くなっていく。
「やっぱりいつもより雪多いね。」
小屋に到着。
しかし前面道路が除雪されておらず、車での侵入は不可。
降雪が多い時は除雪が忙しいらしく、生活道路ではない所の除雪はどうも手抜き(後回し?)になるようだ。
しかたなく近くに車を停め、スノーシューを履く。
高さが2メートル程の雪壁を這い登って裏庭へ。
雪にすっぽり埋もれ、薪小屋はその存在気配すら消えていた。
一方小屋は、 屋根から落ちた雪が 当然のごとく 地面の雪とつながっている。
雪を少し掘り、屋根や軒、窓の状態を確認。
「豪雪地域の人は『雪除け』じゃなく『雪堀り』と言うが、確かになぁ」
それからテラスに下りて、玄関前の雪除け。
ドア開閉が可能になって小屋に入れるようになったら、内部確認は私の担当。
窓にも雪囲いがしてあるが、一応 窓ガラスが無事であることを確認。
ついでに、水漏れはないか、冷蔵庫は働いているかetcも チェック。
本来ならここで「荷物運び」となるわけだが、前面道路に車が入れないため、今日は泊まらずにこのまま帰ることになった。
「せっかく来たのに・・・」
「でも車が小屋前まで来れないし、2メールの壁を上り下りして荷物を運ぶのは大変だから。」
「軒下アルプス」と彼が呼ぶ屋根からの落雪でできる小さな雪の山、
今回の標高は「軒上」である。
その「軒上アルプス」に登って振り返れば、眼下には丁寧にテラスの除雪をする彼の姿。
今日は小屋にお泊りしないのに・・・
「来週は天気良さそうだから、除雪しておけば次回来た時にラクだろう?」
こういうのを世の中では「几帳面」って言うのかなぁ〜笑。
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