まだまだ雪はいっぱいあるけれど 『週末の小屋暮らし (裏庭だより)』

週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

まだまだ雪はいっぱいあるけれど



「雪、少し減りましたね〜」「ええ、随分 減りましたよ〜♪」




青空の下で雪かきをしているのは、ご近所のクリンソウさん。

先週(3/14)会ったときには「雪を除ける所もない」と話していたので、積雪が減ってうれしそう。




先週は雪の小山があって通行止めだった小屋前面道路、小山は取り除かれていたが路面の除雪はされていない。

車での侵入をトライしてみたが小屋前まで スムーズに行けず、結局道路を歩いて 小屋へ。

ただ、2m越えだった雪壁は少し低くなり、1.5m程になっていた。

 




春への節目「春分の日」だからか、窓から見える外の雪景色もなんとなく春めいて見える。

風もない穏やかな休日。

窓辺でゆったり過ごしたいが、積雪がある時にやっておきたい作業もある。




樹上の巣箱の取替え作業や小屋軒裏に付いているマイマイガの卵や蜂の巣の撤去。

雪が積もっていなければ届かない樹上と、積雪があることでなんとなく安全だと錯覚できる高所作業である。

 

作業を終えて窓辺で一段落している彼に声をかける、「久々に 散歩しない?」






近くの家々、みんな雪に埋もれて人の気配なし。
「これじゃぁ、家に入れないものね・・・」






「そういう我が家だって、遠くからだと同じように見えるんじゃない?(笑)」

 

さて、散歩から戻ったら夕食の準備。
今日は薪ストーブに活躍してもらうことにした。

まずは、来るときに買ってきたサツマイモをアルミホイルに包んでストーブの上に置く。

サツマイモはじっくりゆっくり熱を入れた方が甘みが増しておいしくなるという。
細いサツマイモだったので、少し時間が経つと柔らかくなってきた。

次に取り出したのは、新しく入手したBBQ鉄板、オイルを塗って薪ストーブ上で カラ焼き。

今夜はこの鉄板を使って、ストーブ庫内でのピザ焼き。




「あっ、太い薪を入れちゃったよ。おき火になるまでちょっと時間がかかりそうだな・・・」

ということで、かなり待って弱火にしてからピザを庫内に入れたが、やっぱり底面が少し焦げ気味だ。(苦笑)

でも、トースターで焼くよりも、フライパンで焼くよりも、ずっと短時間で焼けるし、とっても 美味!!




我が家のピザは、いつも「お手軽ピザ」である。

生地から手作りするのもいいけれど、手軽に買えるチルドのチーズピザにベーコン、オニオン、ピーマン、スライスチーズ、そしてバジル入トマトソースをトッピングすれば、とてもおいしい「マイ・セレクト ピザ!」




薪ストーブの上には、鉄鍋も置く。この蓋付き鉄鍋はパン温め用。

鉄鍋に入ったまま食卓に置けば、取り出すまでパンは温かいまま。
いつでも 温かいパンが食べれるので、なんとなくゆったりと食事ができる。

こんなスローライフ気分が味わえるのも、薪ストーブのおかげかな。

でも、春がくれば薪ストーブが活躍する日も減っていく。

「春がやって来るのはうれしいけれど、冬が終わってしまうのは少し寂しい感じもするわね。」

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