草刈りとカメラを楽しむ季節

６月から７月にかけて裏庭の木々は次から次へと花を咲かせる。
少し濃くなった葉の緑にまっ白な花が映える 美しい季節の到来である。

小屋が完成して初めての春に植えたヤマボウシやエゴの木、あれから７年が経ち、 冬の積雪でダメージはあるもののそれなりに大きくなった。

ブンブンブ〜ン♪
６月後半、エゴの木のまわりでなんだか忙しそうな羽音、鈴なりのかわいい花の間を蜜を集めにやってきた多くのミツバチが飛び交っている。

大きいの、小さいの、濃い茶色、黄色、グレー
花の蜜を求めてやってくるミツハチたちにもいろいろな種類がいるようだ。

昨年エゴの木は花をほとんどつけず、実もならなかった。
でも今年はたくさんの花にたくさんのハチ、きっと たくさんの実がなるだろう。
エゴの実が大好きな野鳥ヤマガラには喜んでもらえそうだ。


多くの木々が花期を終えた７月、花を長く咲かせているヤマボウシが最盛期を迎える。

木が大きくなったここ数年、やっと大きな花をたくさんつけるようになった。
カメラを持って庭で花を眺めながら過ごすのが楽しい初夏である。

でもこの時期は地面の植物も成長が早い。
２週間も経てば 裏庭は草で覆われて ジャングル化する。庭の草刈は欠かせない。

広い所は草刈機、そして大切な植物がある狭い部分は鎌で手刈りする。
気を抜くと猛烈なスピードで拡大するオオバコも 少し抜いて､､､。
まぁ、草刈り＆草取りもここでの遊びのひとつ。

ふと見れば、地面に彼の手袋と鎌。

彼は･･･?？

カメラを持って、地面に這うようにして何かを狙っている（笑）

この時期、写真のモデルさんは花ばかりでなく、小さな主役たちも草陰にいろいろ･･･

そして、冷たい雨が降った後で気温が上昇してくると、ひなたぼっこを楽しむこんな裏庭の住人たちも。

自然豊かな森には様々な住人がいる。彼らの生命や暮らしも大切にしたい。

７月初旬、オカトラノオが咲き始めた。

今年彼から一眼カメラをプレゼントしてもらった私、腕前はちっとも上達しなくてもカメラを持つ日が楽しい裏庭の初夏である。