週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

3週間ぶりの小屋


年が明けてから初めて、久々の小屋行きである。

クリスマス以降の雪で周囲は銀世界。


 

湖上にはワカサギ釣りのテントも ポツポツと・・・。

午前11時すぎ、小屋に到着。




3週間前に来た時は雪がほとんどなかったが、久々の小屋は雪の中に建っていた。
薪小屋が雪に埋もれそうだ。

前面道路はきちんと除雪されているが、両側には背丈に近い雪の壁ができていた。




「あら、小屋にたどり着けないわね〜」


さあ、ここからが彼の出番である。スコップ片手にザクッ、ザクッ、ザクッ!


 

「ねぇ、もっと狭くていいから、とりあえず人間一人が歩ける通路を掘ったら?」
「いや、雪というものはちゃんと始末しなきゃダメなんだ。」


 



そう言いつつ、彼は雪を四角く切り取って、広めの通路をしっかりと作っていく・・・

小屋まで掘り進んだら、次はテラスに積もった雪。




最後は歩きやすいように道路からの階段も作った。

 

「雪かきをするのならここまでやらないとね!」




彼が小屋前の雪かきを続けている間、私は荷物を小屋に運び入れ、薪ストーブに火を付けた。




外気温はマイナス1℃。日差しがあるのでそれほど寒くはない。

小屋周辺の雪かきが終わり、クリスマスの後片付けなどをしていたら、時間はもう3時になってしまった。

午後3時を過ぎると、気温は急に下がってくる。




でも今日は冬の貴重な晴天、少しの時間でも外で遊びたい。


 

スノーシューはいて、30分程度の裏庭散歩。


  

冬の半日はあっという間に過ぎる。


 

午後4時半、太陽が向こうの山陰に隠れようとしている。
今日のスノーシュー遊びはもう終わり。

「今年初めての小屋暮らし、今夜はご近所さんと一緒に鍋でも しようか。」

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