週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

小屋で、森林浴!


5月最終の週末、お天気は曇り&雨である。
この週末は彼の母親と親戚のおばを誘っ、一泊予定でやってきた。

2週間前に黄色く輝いていたタンポポの花は、すでに白い綿毛に覆われていた。




 

お昼頃に小屋に到着し、テラスで ランチ。
雨もまだ降り出さず、なんとか曇り空を保っている。

小屋周辺では、レンゲツツジやオオカメノキの花が美しい。






彼の母親と親戚のおば、二人の年齢を合わせると 157歳。
二人とも足や腰を痛め、最近は歩行時にサポート用杖が必需品になっている。

元気なようでも、小屋までの車移動が彼女たちに少し疲れを感じさせたのだろう、ランチの後近くをほんのちょっと散歩しただけで、すぐに戻ってきた。




「テラスにいるとちょっと寒いし・・・」

外で庭作業している彼と私には心地よい風も、年配の二人には少し寒いようだった。

結局そのままず〜っと夕方まで、室内でおしゃべりして過ごしていた。

 



翌朝6時すぎ、昨夜少し降った雨も今はやんでいる。
年配の二人はまだ 夢の中 である。

彼と私はそっと小屋を抜け出して、いつものように朝散歩に出かけた。



今朝は小鳥の姿も少なく、歌声さえあまり聞こえない。
遠くの方からクロツグミの美声が聞こえてきたが、その姿は確認できなかった。

しばらくすると小雨が降り始めたので、散歩を切り上げて小屋に戻った。


まだ二人が起きている気配がない。

"よく寝れる年寄りは健康な証拠"
そういう話を聞いたことがあるが、二人は足腰を除けば 健康 ということネ。

彼と私はそのまま静かにテラスでバードウォッチング。




しばらくすると、室内から二人の話し声が聞こえてきた。
「やっとお目覚めのようね〜」(笑)

この頃になると雨は小降りから本格的な降りに変わっていた。

「あら雨? 散歩に出かけられないわね〜」
でも、二人ともあまり残念そうには見えない。




「テラスでは寒いので、室内で朝食に しましょう!」
AM8:30、窓から外の緑を眺めつつ、ゆったり朝食。

パンケーキ、ウィンナー、ワラビ、レタスサラダ、トマト、バナナ

「わぁ、ペンションに泊まっているみたいね〜」

一人一人に"ワンプレート"の朝食に、二人は大感激!




そして二人はそのままそこでおしゃべりしながら半日を過ごし、
「おなか すいてないわ〜」と言いつつ簡単ちらし寿司のランチを食べて、
そしてみんなで帰路に・・・。

「今日は足の腫れがひいているのよ」
「毎朝感じる腰の痛みが今朝はなかったわ」
「そういえば、以前姉が来た時に『肩こりがなくなった』って言ってたわ」
「たまにこういうリフレッシュが必要なのねぇ」
「きっと、緑がいいのねぇ」
「森林浴ね?」

でも よく考えたら、森林浴って外に出てなくても効果あるの?(笑)
ログハウスの材料は針葉樹だし、フィトンチッド効果・・・?(微笑)

 




PM2:30、
雨があがった毘沙門沼では、学生らしき若者たちがボート遊びを楽しんでいた・・・

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