週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

5メートルの巨人が来て・・・?


11月 勤労感謝の日がある連休初日、天気予報でも「山沿いは雪」であった。




車はすでにスノータイヤ、うっすら雪化粧をした山々を眺めつつ小屋へ向かう。


小屋に到着した私達を 待っていたのは、こんな光景だった・・・




10月に施した木の雪囲い、そのうちの1つが見事に倒れている。

「先週来た時にはどうもなかったのに、 今週どこかで強い風が吹いたのかな〜?」
「それにしても形そのままスポッと抜けたみたいで、不思議ね〜。でも木が無事で 良かったわ。」




「バラバラになっているならわかるけれど、これはどうみたって5メートルの巨人がやって来て、嫌がらせに上から吊り上げてポイッ!としたんだよ。」
「あら、風であおられたのよ。」
「イヤ、巨人の仕業だ!」

そんな会話をしながら、彼は修復作業に・・・

 

連休の中日は、とても暖かい晴れの一日になった。

朝からご近所のTさんを誘ってお気に入りの森を散歩し、お昼ちょっと過ぎに帰宅。

小屋に戻ると、彼はテラスに作業シート広げ、その上で丸ノコを使って何か始めた。




「ねえ、キッチンの棚に扉付かないの〜?」
「どこ?」
「炊飯器置き場の下、あそこに扉がないと、まるで作業が中途半端みたいだもの。」
「無理だな、老後だね。」

先週、自宅ではそんな会話を していた。

フレームを作ってノミで 彫り込みを作り、板を取り付けている。
私には何も言わないが、その扉を作っているのだろうか・・・。






キッチン棚にはめて取付調整すれば、炊飯器置場の下に小さな扉が 完成〜!






「わぁ、ありがとう〜」
「やれば簡単なんだけれどね・・」

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