週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

避暑は高原で


今年の夏は猛暑だ。

「熱中症で多くの人が病院に搬送されている」と毎日 ニュースで流れている。
「特に年配者が危ない」と。

7月の最終週、そんな「年配者」の代表格である私の両親が避暑にやって来た。

と言っても、目的地はうちの小屋ではなく、近くにある別の場所。

小屋から車で30〜40分のところにある高原に、母の兄夫妻お気に入りのリゾートホテルがあり、今回はお誘いを受けて一緒に数日滞在するらしい。

裏庭へはその道中にちょっと寄っただけである。




土曜日の朝、いつものようにテラスで朝食しながら、「今日はどこへ遊びに行く?」と相談。


この日は父のリクエストにより『大内宿』へ。

今や会津方面に来たら外せない人気観光地となった大内宿である。




前回訪れたお盆の時よりは少なめだが、それでも観光客がいっぱい !!

大内宿はネギ一本をお箸の代わりにして食べる「ネギそば」が有名だが、ネギで食べるなんてただただ食べにくいだけだし、こう暑くては温かい蕎麦は遠慮したい。




ということで「ざるそば & 野菜天ぷら」で昼食。




賑わう通りでお店をのぞいたり、お土産買ったり、歴史を学んだり、




時にはのどかな光景を見つけてホッとしたり、、、




でも夏の大内宿は日陰がなくてとっても暑いのだ。

「夏の大内宿は2回も来たのでもういいかな?
次回はぜったい冬にしようね〜!」





夕方小屋に戻り、庭のハーブを入れた Harbal bath で疲れをとり、男性陣はテラスでお疲れさまビール。




そしてそのままテラスで、ディナー♪


翌日(日曜日)は夕方 ホテルへ移動するので、のんびり小屋で過ごすことにした。

そうは言っても、外へ歩きに行きたい父のために、、、




レンゲ沼−中瀬沼を巡り、






レンゲ沼のサイトステーションで裏磐梯の「守り狐」を母と私用に2つ購入。

「この年齢になって母娘お揃いというのもなんだけど、お守りだからいいよね?」

そして場所を移動し、休暇村のコースを歩く。

ハス沼では水分補給の休憩。
「今日は結構 歩いたわよね?」




都会の年寄りは、年齢の割りによく歩くものだ。


午後1時すぎ、桧原集落にある『蕎麦古家』へ






生産量が少ない地元粉だけを使うので、一日20食程度しか出せないという。

「遅く来ると食べれない日もある」と地元の常連さんが説明してくれた。

お蕎麦には「そばつゆ」も付いてくるが、香りを楽しみたい方は「水蕎麦」でどうぞ。


小屋に戻って夕方までテラスでのんびり過ごす。

「ホテルよりこのテラスで、一週間 過ごしたいわ〜」
そう言いつつ、母は父とともにこれから数日間過ごすホテルへ。




裏庭ではやっと訪れた夏を感じ、
ツタンカーメンのエンドウ豆が赤い花をつけていた・・・

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