週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

冬の小屋


2月第1土曜日、久々に泊まりに出かけた小屋は雪に埋もれていた。




屋根上の雪は全部落ちていたのでホッとしたが、先月日帰りで来た際に彼が作った通路は跡形もなく、道路から小屋までは高い雪の壁が立ちはだかっている。




私はスノーシューを履いて 雪壁によじ登り、 小屋玄関に 向かった。
一方彼は スコップを取り出して いつものように 道路から通路を掘っていく。






スノーシューで 小屋にたどり着いたら、ドア前の雪除けをして外階段も掘り出し、そのまま通路作りをしている彼のお手伝い。

道路からステップ3段がついた通路も完成し、荷物を小屋に運び入れた。





作業が 一段落したところで 薪ストーブに火を入れる。




しばらく使っていなかった小屋は冷え切っているので、小屋全体が暖かくなるまではしばらく時間がかがる。

その間、彼はまた雪かきをしに外へ。




通路の壁を整えたり、雪に埋もれた薪小屋で屋根の雪下ろしをしたり、、、
雪国暮らしは重労働。


しばらく誰もいなかった小屋のまわりには、、、




カモシカや、、、



ウサギやキツネらしき足跡・・・

「ここは本来、野生動物たちの生域だものね 」





翌朝、ロフトの窓から外を覗くと、朝陽に照らされた木々が美しく輝いていた。

外気温はマイナス12度、少し冷え込んではいるが風がないので、冷たい空気も心地よい。




「今日は スノーシュー日和だよ〜!」
彼外へ出た彼がうれしそうに 叫んだ。
そう、今日は新しい山友とスノーシューをする約束をしているのだ。

暖かい室内で朝食をとったら、遊び道具を持って山へ・・・




山友たちと合流して 楽しいスノーシュー


雪国暮らしは、いろいろ大変なこともあるけれど、、、




美しい雪景色や楽しい雪遊びを経験してしまったら、やっぱり、もうやめられないよね・・・

● 「週末の小屋暮らし」へ戻る