週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

2月の小屋チェック



今年の冬は 降雪が少ない。
しかし積雪地域に小屋がある以上 定期的な冬の小屋チェックは欠かせない。

ということで 2月半ば、 約一か月ぶりの小屋へ。






例年ならこの時期背丈以上になっている道路脇の雪壁も、今年は1m強。
前年の冬が大雪だっただけに、雪の少なさを実感。

屋根から落ちた雪が窓を押すこともなく、水道配管も凍結しておらず、真冬の小屋に問題がないことを確認。

彼はスコップを持って、道から玄関までのアプローチ作りとテラス除雪、そして薪小屋の雪降ろし。







その頃私は、小屋の中で薪ストーブに火を入れ、夕食用ポトフの材料を準備し、鍋に入れたらストーブの上へ。


午後3時、手作りストックを持ち、スノーシューを履いて外へ出た。






気温は10度以上、空からは雪ではなく雨がポツポツ、、、
近くなら大降りになる前にスノーシューをちょっとだけでも 楽しめそう・・・と裏山へ。




重い雪に足を取られながら斜面を登る。






裏山の上からいつもの景色を堪能し、






林の中で雪上に残された動物の足跡や樹上に残る色彩を楽しみ、のんびり小屋へ戻る。




小屋に戻った頃から雨は本降りとなり、夜になっても雪にならずにずっと雨が降っていた。



「こんなに降らなくてもいいのになぁ〜」

翌朝、彼が窓の外を見ながらつぶやく。
前夜からずっと雨、雨、雨、、、。気温が高いせいか、窓外はフォギーな世界。





そんな"ぼんやりした景色"を眺めながら、窓辺で朝食。






今朝の主役は自家製スコーン。
カボチャ&ポテトのマッシュサラダとスイートポテトを添えて。

朝食後は特に予定のない フリータイム、彼はストーブ前で読書と決め込む。
でも来客のない雨の日はゆっくり小屋掃除にあてるのがいい。







静かな小屋の中をいつもよりゆっくり&しっかりお掃除。
普段できない部屋の細部までチェックできるしね・・・♪



お掃除が終わったら、私も窓辺のソファで本読み。

週末田舎暮らしで読む本は、やっぱり田舎暮らしや自然暮らし関係の本が多い。
ゆったり流れる時間を大切にしたいからね。



裏にある小さな沢、例年なら この時期雪の下に埋もれる。
だからその上を渡ることが可能だが、今年はもう雪解け?




春の訪れを感じる今年の2月である。

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