妹と過ごす週末 |
カナダに住む妹が1ヶ月間の休みをとって一時帰国している。 |
小屋に向かう車の中で妹が言った、 |
予想通り、冬の大内宿はとても静かだった。 家々には冬の雪囲いが施され、普段は縁側でお店をしている家もその多くが閉まっている。 夏の喧騒を知っているので、この静けさは なんだかちょっと寂しい感じもするが、古い街道の茅葺集落には本来このひっそり感が似合っていると思う。 夏とは異なり、お昼時なのに店内はすいていた。 彼と私は定番の"もりそば"、妹は「寒いから温まるものがいい」と"山菜そば"。 うっすらと雪化粧した茅葺屋根の家々、冬の大内宿はとても美しい。 |
大内宿を後にして小屋に到着したら、もう夕方。 急いでストーブに火を入れ、夕食準備にとりかかる。 |
夜半からの雪で、翌朝は銀世界になっていた。 「昨日いらっしゃったんですか〜? 」 ということで、妹に窓のクリスマスデコレーションをお願いした。 モーニングバスを浴び、ゆっくり朝食の準備をしていたら、彼が小屋に戻ってきた。 前回妹が小屋に遊びに来たのは春の残雪期、今回も雪の季節・・・ |
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