週末の小屋暮らし
cottage life at the weekend

遅い、遅〜い 春の訪れ


3月末、以前訪れたことがある福島県山都の福寿草の群生地に山友たちを誘って出かけた。

例年にない積雪に地元の「福寿草祭り」は開催を遅らせ、3月18日から開催していた。

だが、、、群生地の大半はまだ雪の下である。






「本来、ここは福寿草の花で一面黄色の絨毯なのに、残念ね。」




「でもなんとなく花がたくさんあることが感じれて、これでも満足よ」
心優しい山友たちは私達をガッカリさせないように、笑顔で答えた。


でも残雪がいっぱいあるってことは、まだまだ雪遊びが楽しめるということだ。






発想を変えて、翌日はみんなでスノーシューはいて春の残雪歩き。(簗部山)

「まだまだ雪がいっぱいだね。今年は雪がいつになったら解けるのかなぁ。」


4月半ばになっても、まだこんなに雪・・・




道路脇の地面が少し出ているが、まだまだ春の気配は感じられない。

「雪、ちっとも解けないね。」

こんなときは、やっぱり発想転換して残雪の山歩き (巨大ブナ探索と高曽根山)




「近くで見るとこのブナ、大きいよね〜♪」
「高曽根山は360度の展望で、最高〜!」



たっぷりの残雪と春の日差しに、乾杯〜!




暖かい春の陽気に、この日一日で雪解けが少し進んだような気がしたが、でも湖は まだまだこんなに氷がいっぱい。

「まだ冬の景色だもんなぁ・・・」


ゴールデンウィーク初日、少なくなったとはいえ、まだ雪が残る。




今年の連休は新緑や山桜を望めないだけでなく、春の野鳥観察も期待できそうにない。

とりあえず、今年の「庭仕事初め」






木の雪囲いをはずし、雪で折れた枝を整理したり応急処置したり・・・




日当たりの良い所では、フキの花が咲いていた。

雪が消えたばかりのところでは、地面からフキノトウが頭を覗かせている。

「わぁ、フキノトウの天ぷら 食べた〜い!」

小屋に遊びに来ていた妹のリクエストで、この日の夕食は途中のお店で買ったコゴミと庭のフキノトウで、"山菜の天ぷら"

何年か前の3月に来た時にフキノトウの天ぷらしたので、今年の春はやっぱり随分遅いわね・・・」

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